コロナショックをどう乗り切るか
- 2023.03.15
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コロナショックにより、各国の株が大幅に下落してしまいました。
実経済とはやや遊離した株高がここしばらく続いていたので、いつ大きく下落してもおかしくはないと口にする専門家も少なくなかったので、このコロナの問題がその引き金を引いたのかもしれません。かつてなかったような世界恐慌がやってくるとか、リーマンショックを上回る大変な状況だとか、不安を煽るようなコメントも多く見られます。
さて、このようなファンダメンタル的には最悪とも思えるような状況の中で、利益を上げていくためにはどうしたら良いのでしょうか。そもそも利益を上げられるような相場ではなく、しばらく市場から身を引いて様子見を決め込んだ方が良いのでしょうか。確かに、精神的にはそのほうが楽かもしれません。
ただ今回のコロナ相場は、リーマンショックやバブルの崩壊のときのように突然起こったのとは異なり、中国で感染者が出たとの情報が出てから世界に広がり始めるまで、かなりの時間的な余裕がありました。
つまり株価が暴落する前に十分に不安心理が煽られており、これはかなりまずい状況になるかもしれないということで、早めに株を売った方も多かったのではないでしょうか。そのような方にとっては、今は買い場を探し求めていることでしょう。
あるいは、すでに打診買いを始めた方もあるかもしれません。
実際、株価は半値まで戻して来ています。
ただ、ここから2番底を付けに来る可能性は捨てきれず、難しい選択となっています。とにかく上がるときも下がるときも値幅が大きいので、損切ポイントをしっかり決めて、振り落とされてしまわないように注意することが大切です。
ここから先は、いつ新型コロナウイルスの治療薬やワクチンが登場するかです。それまで果たして経済は持つのかが問われています。
体力のない企業は倒産するでしょう。国によってもかなりの力の差が現れてきています。日本もかなりギリギリな様子です。治療薬やワクチンが世に出回るようになったときには、株は正常に戻っていることを期待していますが、それまで世界経済が持つかどうか不安はまだまだ多いです。
株の相場は常に半年先を見ていると言われます。
そのため治療薬やワクチンが世に出回り始めたときには、購入タイミングとしては遅いということです。
多少のリスクを許容しながら、少しずつ仕込んでいくときではないかと思われます。そして、テクニカル分析だけでなく、今はファンダメンタル分析が重要ですから、常に最新の情報収集に力を注ぐ必要があるでしょう。
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